私達は、この世に突如として湧き出たのではありません。父母があり、ご先祖様があってこそ、今日の自分があり得るのです。荒れ果てた墓地は、その家庭の乱れを表しています。お墓は「家の根」でありますから、間違った建て方をすれば思わぬ不幸に見舞われ、正しい祀り方をすれば家庭は益々繁栄するものです。
お墓を建てる時期に一定の決まりはありませんが、開眼法要を営む必要性を考えれば法事に合わせて建てるのが良いでしょう。新仏のあるお宅では、墓地がある場合、一周忌に建立する事が多いようです。しかし、最近では自分のお墓を生前に用意する方も増え、建立の時期にはこだわらなくなりました。
新しい墓石が完成したら、四十九日の忌明け法要の時や、百カ日、あるいは、お盆やお彼岸の良日を選んで開眼法要を営みます。お霊入れ、お魂入れ、性魂入れとも言います。開眼供養という機縁によって、日頃得がたい仏教の世界に触れることは2千5百余年、脈々と息づき、磨かれた伝統的精神世界とのふれ合いです。ご家族が心をひとつに故人を偲び、ご先祖様への感謝の心を捧げる最良の場であります。
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1. 材質の確認
- ■ 硬度 …………
- 風化に強い一番の条件は硬度の高いこと。加工の都合で昔から軟らかい石でも使われたが、今は技術の進歩により主に硬度の高い石が選ばれる。
- ■ 防水性 ………
- みかげ石は花崗岩で防水性が良いが、防水性の悪いみかげ石は、日本のような多雨多湿で四季の変化に富んだ環境では風化や劣化が早く耐久性に欠ける。
- ■ 鉄分の含有性
- 強度・防水性の良い石質が環境変化に強く変色が少なく、風化・劣化に強い。
- ■ 産地の確認…
- 安心して購入できるよう、当社ではご希望により産地証明書を発行しています。どこで採掘したものか全て表記いたしております。
- ■ 石目…………
- 石目が細かいことは、石質にムラが少なくなり、硬度が高く耐久性も高くなる。
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2. お墓の大きさ
代々墓・個人墓・夫婦墓の違いの確認
形の選択(一生に一度の出合い)
墓地とのバランス
環境へのバランス
外柵とのバランス
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3. 境界の必要性
一目で分かる境界
入り口のある境界
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4. 実績のある石材店
品数の量
デザインの豊富さ
建立実績
自社工場の有無
末代へのおつき合い(アフターフォロー)
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5. 資格会員の石屋
日本石材産業協会会員
全国石製品工業共同組合連合会会員
墓石ディレクター
1.施工前
2.基礎工事
3.巻石施工
4.L金具を装着し、
ズレを防止。5.納骨室施工
6.納骨室完成
7.下石を設置(一枚台)
8.下石・中台を設置
9.竿石を設置
10.戒名板・砂を入れて、完成!